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Article: Makina Next 日本語

新しいムーブメントがMakinaシーンで起きようとしている。それは皮肉にもスペインではなく日本から起きようとしている。M-Projectによって提示された“Makina Next”はMakinaにとっての救世主になるかもしれない。

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“Base Makina” BCN Styleのミックスにおいて根幹を成すトラック物の楽曲の
リリースが近年激減している。
それはBCN Style・3デッキを使ったミックススタイルの終焉を意味している。
そこで、新しいMakinaのコンセプト“Makina Next”を提示しようと思う。
“Makina Next”は現在のところジャンル(もしくはサブジャンル)でもスタイル
でも無く、ただのコンセプトだ。
“Base Makina” に依存する事なく、単体の楽曲でDJにプレイされる事を前提により細部までデザインされ、音圧やミキシングなども他のハードコアジャンルと遜色の無い、そして、BCN Styleを意識しない事により構成や展開の自由度を増した楽曲。
具体的にはオールドスクールマキナをベースに、新しい「何か」を足した
Evoltive Makinaとは別の道の進化したMakina・・と言うのが自分が提示したい“Makina Next”の根幹の部分です。
大サビが2回ある必要も、曲を間延びさせてしまうミックスの「ノリシロ」部分
も意識しなくてもいい。
Makina楽曲の尺は5分~6分が主流だが、もっと短くてもいいかもしれない。
自由な作曲が出来る事によって新しい可能性が見出せると言うのがこの
“Makina Next”の一番重要なところです。

繰り返しになってしまいますが、“Makina Next”は現在のところジャンルでも
スタイルでも無くただのコンセプトです。
Makinaプロデューサーがこのコンセプトを元に違う方向にシーンを
シフトしてくれると非常に嬉しいです。

著者: M-Project